ネタバレ入るので要注意〜
プリキュアの方は、日頃から仲の良い二人が、ひょんな事から仲違いしてしまう所にピンで動く敵に襲われるというお話で、TVの方では仲が険悪になったりする話がないので、珍しいエピソードではあるのだが、お祭り気分で見る話ではないと思う。
ちょい高年層向けに作られたお話であるものの悪くはない。
戦闘シーンで異様に動画使いまくっていたのが良く、かなり動いていた。最後もちゃんと締めていましたし。
まぁ、だが私はRYU! 本題はデジモンセイバーズだッ!! 私はコレを見に映画館に来たのだ! なぜならば! 私が焔鋼のRYUだからだッ!!!
と思ったら、のっけから喧嘩番長マサルは敵の手によって封印状態、どうやら巨大な敵の力で全人類は睡眠状態で封印されてしまった模様。
と言う訳で番長マサルの出番は無く、アグモン同様、私もへこんでいたが、だがそれは、デジモンにスポットライトを浴びせる為の展開だったのである!
・・・・TVでは完全に喧嘩番長マサル漢の一本道! 喧嘩百段を見さらせぇぃッ!!! でマサル一家しか目立ってないからなー・・ホントに一家で目立ってるよ大門一家は。
話はマサル・トーマ・ヨシノも封印されているので、成長体のアグモン・ガオモン・ララモンで大ボスのアルゴモンと戦うお話、こちらは至ってシンプルで個人的に大好きなノリでした。
ララモン!! この映画の見所はララモンである!! いや格闘戦でガオモン以上の活躍を見せてくれましたよ。TVでは種つぶてを飛ばすだけだったので完全に日陰者だったのに、映画では大活躍!!
厨房でも敵手下での戦いで種つぶてはもちろん通じないので、それでやった事が、「ソーセージ・ヌンチャク」! 香港アクションばりに振り回して手下を勢い良く叩きのめし、ちゃんとヌンチャク締めなポーズを取ったかと思ったら、ララモン、そのままソーセージにかぶりつき・・・・ガブリ
ゲェー! ララモン肉食ったァーー!!?
凄い衝撃映像でした・・・・ララモン、肉食うんだーーー・・・
他にも、敵の本拠地にて、それぞれ単独で戦う事になった時、ララモンはコウモリ型デジモンと空中ドッグファイト! と思ったら、パンチ!パンチ!パンチ! 強力ストレートッ!! そしてブルース・リーばりの息吹!!!
・・・
・・えーと、この頃ロゼモンに究極進化して性格変わったかなと思っていたが、素からアグレッシブな性格してたのね・・・ヤベッララモンに対しての見方が変わっちまったぜ私。
そして最終決戦、大ボスは植物型のデジモンらしくアグモンの気合の入った炎によって燃え盛るものの、半端なダメージだったのでかえって怒ってしまい、大ボス完全体から究極進化、さしものアグモンも成長体なので埋められぬ力の差の前に力尽いてしまう。
が、燃え盛った炎が人々を封印していた根っこを燃えてしまったので・・・大門マサル! 推して参るッ!!
上空から
え? なんで上空からだって? それは究極進化したボスの全長が怪獣映画よろしくに高層ビル並の大きさだからさ! そいつの顔面殴るには上空から推参するのは当然じゃないか!(断言)
マサルの番長パンチがボスに炸裂! その番長パンチに後ろに吹っ飛ぶボス、殴った事によってデジソウルを得たマサルは、高層ビルに叩きつけられるボスを背にデジソウル・チャージ!!
これがマサル!
これが番長道!
アンタ・・・・最高だぜ!!
あとは、究極進化したシャイングレイモンが更にバーストモードを開眼してボスを倒しての大団円でした。
こんな感じで、怒涛のスピード展開で余計なモノを削ぎ落とした短い時間での独立した話一本、劇場モノとして正しい祭り花火を作ってくれたスタッフさん賞賛に値します。拍手拍手、最高でした。
しかしマサルは完全に出オチキャラになってました。そこが最高なんだけどね。敵対してくる敵は理由も聞かず「もはや問答無用ッ!!」でぶん殴る。
マサルがいる組織DATSは、何故デジモン殴らないとデジソウル・チャージ出来ないマサルな対してパワーアップユニットとか渡さないのかと不思議に思っていたが、ようやく今回確定した。
マサル、そんなモン必要ないわマジで! 将来Gロボの梁山泊に入れるぐらいに。
マサルの親父スグルと知り合いである司令は、その素質が分かっていたからそのままでやらせていたんだなウン。
スグルの出番も楽しみだ。
【関連する記事】